壱岐スピリチュアルツアーに31人が参加。
2014-6-15
新道商工振興会は6月14日、壱岐スピリチュアルツアー拠点づくり事業の一環としてファムツアー(試験的に行うツアー)を実施しました。ツアーは島内外の専門家を招待し、企画の検証及び拠点の参考資料作成も兼ねています。
いき研の出口竜也理事(和歌山大学観光学部教授)や田上健一理事(九州大学大学院准教授)、福岡の雑誌「アヴァンティ」「ぐらんざ」の編集者、唐津ケーブルテレビの放送部長ら、島外の専門家11名が来島。壱岐振興局長や壱岐市観光商工課長、壱岐市商工会、壱岐市観光連盟ら島内20名を含め、計31人がツアーに参加しました。
観光バスでは6月4日に開催されたワークショップの講師を務めた伊佐藤さんがバスガイドを担当。事業は「新道商店街を発着地とするツアーを実施することで、商店街を活性化できないか」との観点から行われました。
巡った観光地はメジャーな場所をなるべく避け、あまり知られていない神社仏閣を取り入れ、なかには「生まれも育ちも壱岐だが、小学校以来、観光をしたことがない」という参加者もおり、地元民でも初めて訪れる観光地もありました。
ツアー終了後に行われた意見交換会では「壱岐では100m先に行くのにも車を使う。このツアーは歩くことが多かった。このようなツアーで楽しいのか」という意見がありましたが、参加した島外の女性らは揃って「ぜんぜんきついとは思わなかった。楽しかった」と答え、実際に島外の人たちから感想を聞く「よそ者感覚」が改めて重要なのだと実感しています。