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第6回通常総会開催。

2019-5-25


特定非営利活動法人いき交流文化デザイン研究所(以下:いき研)は2013年4月の設立から7年目を迎えました。関係者各位のご支援、ご協力に対しまして、深くお礼申し上げます。


商品開発では昨年4月に「いき探訪 そい・ぼんぼん」の販売を開始しました。「壱州味噌とゴマのハーモニー」をコンセプトに、味噌の風味にゴマの香りが漂う、昔懐かしい味に仕上げており、島内外から好評を得ています。


7月16日には第2回臨時総会を開催。島外から4人の理事が来島し、古民家の有効活用と周辺の観光地を街歩きしました。古民家は昭和初期の建築物。窓ガラスも当時作られたもので、現在は作られていない希少価値の高いものだとわかりました。九州大学教授の田上理事は「古民家の状態が良いので、どう保全していくのかを第一に考えた方がよい」とのこと。民泊などの活用も含め、所有者に助言を行いました。また、周辺の観光資源を確認するため、街歩きも実施。電力王・松永安左エ門の「産湯の井戸」がある貴船神社や壱岐神社、少弐公園などを巡り、身近な街歩きコースとしての可能性も探りました。


調査・研究では商品開発の新しい可能性を探るべく、クルーズトレイン「ななつ星」に採用された実績を持つ有限会社茶友(松尾政敏代表・長崎県東彼杵町)を訪問。同社は「消費者が美味しいと思うお茶」という観点を重視したコンテスト「日本茶AWARD」で出品茶最高品「プラチナ賞(蒸し製玉緑茶部門)」を受賞しており、壱岐産ゆずを活用したフレーバーティなどの開発に向け、検討することにしました。


また、同社とのご縁から、壱岐市にて茶会「春満載ランチ」を開催。同会ではそのぎ茶の説明や、甘みと苦み、渋みのコントラストが楽しめる一番茶のテイスティングなどを行い、ランチでは長崎抹茶を使用したビューホテル壱岐考案の料理が振る舞われました。いき研は企画・運営に携わり、長崎抹茶を活用した商品開発において、壱岐島内の認知、気づきを与える活動を行いました。


第7期は着地型観光を軸にした島外向けの食品製造加工場の整備に向け、調査・研究を行いたいと考えています。


“島のことは島がやる”
今後ともいき研をよろしくお願いいたします。



●第6回通常総会
1. 日時:2019年5月24日(金)
2. 場所:御膳屋菴離(福岡市博多区)
3. 出席者数:6名(表決委任者4名)