第4回通常総会開催。
2017-5-23
特定非営利活動法人いき交流文化デザイン研究所(以下:いき研)は2013年4月の設立から5年目を迎えました。関係者各位のご支援、ご協力に対しまして、深くお礼申し上げます。
第4期は未利用資源である壱岐産ゆず種子を活用した、化粧品の開発を行いました。マーケティングの知識を高め、新商品への愛着を持ってもらうこと、宿泊施設の浴場更衣室にテスターを置いてもらい、観光客向けに販売することが販路の絶対条件だったことから、壱岐旅館組合と連携。女将さん目線での商品開発を行うことが出来ました。
4人の女将さんらとの座談会で開発商品は「化粧水」に決定。座談会最終日となる3月23日に試作品が完成したことから、地元ケーブルテレビ・新聞記者向けのプレスリリースを行いました。また、口コミ効果から島内需要も期待できるため、JA壱岐市女性部に約300本のサンプルを配布。現在、島内向けの周知に努めています。
○座談会(2016年10月23日から6回/開発指導:黒木正剛理事)
◇開発メンバー:壱岐旅館組合事業部「女将の会」
中原恵美子さん(壱岐マリーナホテル) 吉田三恵さん(ビューホテル壱岐)
平山真希子さん(平山旅館) 平田 愛さん(海老館)
○開発商品:化粧水「壱岐のべっぴ~んしゃん」
◇配合成分
壱岐産ゆず油
ヒアルロン酸、プラセンタ(国産サラブレッド馬由来)
ローヤルゼリー、セラミド(焼酎粕他酵母由来)
コラーゲン(下関とらふぐより抽出)
ビタミンC、酵母エキス、ゆず果実エキス
また、いき研では壱岐産ゆず胡椒を活用した豆菓子「いき探訪 ゆず豆くん」を商品開発。3月16日より島内限定にて発売を開始しました。本商品はそら豆を揚げ、壱岐産ゆず胡椒をまぶした豆菓子。「カリッ!と美味しい。ピリッ!とうまい」味付けに仕上げ、観光バスの移動中でちょい飲みをする観光客や家飲みのおつまみを欲する地元民をターゲットにしています。「大人のおやつ」というニッチなコンセプトですが観光客にも好評です。
第5期は壱岐市の人口減少に歯止めがかからない現状から、商品開発支援を軸とした雇用創出拡大に繋がるような施策を提案していく予定です。
●実施事業
平成28年度長崎県農商工連携ファンド事業
「壱岐産ゆずの新商品開発及び既存商品の改良」
(長崎県商工会連合会)
●連携体
農事組合法人壱岐ゆず生産組合・株式会社アットマーク
●実施期間
2016年8月~
●事業内容
壱岐ゆず種子を活用した化粧品開発及び指導
“島のことは島がやる”
今後ともいき研をよろしくお願いいたします。
●第4回通常総会
1. 日時:2017年5月22日(月)
2. 場所:御膳屋菴離(福岡市博多区)
3. 出席者数:6名(表決委任者3名)