化粧水「壱岐のべっぴ~んしゃん」、完成。
2017-3-24
昨年10月から長崎県農商工連携ファンド事業の一環として開発しておりました、壱岐産ゆず種子油配合の化粧水「壱岐のべっぴ~んしゃん」が完成し、メディア向けのプレスリリースを23日、壱岐の島ホールで開催しました。壱岐産農産物を活用した化粧品開発は壱岐市初となります。
企画開発担当は壱岐旅館組合事業部「女将の会」(中原恵美子部長、18施設)。化粧水は「毎日の生活にハリと潤いがありますように」をコンセプトに、壱岐産ゆず種子油のほか、ヒアルロン酸やプラセンタ、ローヤルゼリー、コラーゲンなどを配合し、試作段階から「お肌がスベスベになる」「しっとりする」などの感想が寄せられていました。
開発指導はいき研の理事でもある黒木正剛氏(株式会社はかた本舗)。「化粧品の種類は何にするのか」を検討することから始め、商品名やコピー、ラベルデザインなどを、計6回の座談会を通じて女将さんらと意見交換しました。
中原部長は「座談会を通じ、マーケティングの理解を深めることで、商品化するためのノウハウが参考になりました。今後の活動に活かしたいです」と話し、加盟施設のパウダールーム(女性用化粧室)に試供品を置き、観光客向けの情報発信を検討しているそうです。
農事組合法人壱岐ゆず生産組合(長嶋邦昭組合長)は原材料の1次加工を行う際、年間1~2tのゆず種子が未利用資源となっているため、種子の利活用が急務でした。長嶋組合長は「未利用資源のゆず種子を上手く活用出来ました。化粧水の販売が好調ならば、化粧品のシリーズ化も考えていきたい」と将来を見据えていました。
化粧水「壱岐のべっぴ~んしゃん」は4月以降、JA壱岐市などで販売予定です。
●化粧水「壱岐のべっぴ~んしゃん」
内容量150ml
希望小売価格1944円(税込)
【公式サイト】化粧水「壱岐のべっぴ~んしゃん」
化粧水 壱岐のべっぴ~んしゃん通販サイト「壱岐ふるさとバンク」