27、28日に大阪市のインテックス大阪で開催される「商業高校フードグランプリ2016」（伊藤忠商事主催）に、壱岐商業高校生徒が昨年開発した壱岐産アスパラガス配合のレトルト食品「アッパレカレー」の出品が決まりました。

プレゼンの打ち合わせをする壱岐商の生徒

大会は全国の商業高校生が開発した食の商品コンテストで今年が4回目。全国27校、40品の応募から10校10品が本選に選ばれましたが、長崎県からの出場は今回が初めてです。同校からは３人の生徒が出場し、プレゼンテーションで大賞に挑みます。

アッパレカレーはアスパラガスの切り落とした茎の部分をペースト状にして25％の割合で配合。アスパラガスを使ったレトルトカレーの開発は日本では珍しいことから、大賞への期待も高まります。

本選用に制作した手作りのポスター

同校の浦田恵子教諭は「島内でも好評と聞き、感謝の気持ちでいっぱいです。アッパレカレーを通じて、壱岐のアスパラガスを全国に発信したい」と本選への想いを語ってくれました。