壱岐市から受託した、「壱岐の食」情報発信人材育成事業で6月26日から2日間、イムズ（福岡市）で「タイポグラフィ」をテーマにWEB制作講習を行いました。
講師は河地知木氏（九州産業大学芸術学部名誉教授）です。

タイポグラフィは、文字を適切に配列することで、印刷物における文字の体裁を整える技芸です。ポスターやチラシ、パンフレットなどの制作で重要な「美しい文字の配列（書体・字体の大きさ・文字と文字との間隔・字が占める領域の配置・構成など）」の理解を深めるために講習を行いました。

河地氏は梅野一成理事（いき研）の恩師で、九州産業大学芸術学部デザイン科の卒業制作でお世話になっています。

福岡県を代表するタイポグラファーに教えてもらった「文字配列の基礎」は、今後のデザイン業務にきっと役立つはずです。

◆河地知木
京都に生まれる。昭和42年佐賀大学教育学部特設美術科卒業、同48年二科展デザイン部受賞、以後同展に連続出品、会員となる。同51年第10回SDA賞受賞、以後連続して同賞受賞、同52年より九州グラフィックデザイン協会展に会員出品、同59年イタリア・ファエンツァ市国際デザインコンペで大統領賞受賞、同60年から福岡県美術協会会員となる。平成2年ニューヨークでグループ展開催、他にも個展、グループ展多数。九州産業大学芸術学部名誉教授。