特定非営利活動法人いき交流文化デザイン研究所（以下：いき研）は2013年4月の設立から6年目を迎えました。関係者各位のご支援、ご協力に対しまして、深くお礼申し上げます。

第5期は平成28年度に商品開発した、壱岐産ゆず種子油活用の化粧水「壱岐のべっぴ～んしゃん」の販路開拓を目的に島内外のイベントや展示会へ出展。商品の知名度向上を図るため、ポスターやチラシの製作にも携わりました。また、「壱岐産ゆず」のさらなる認知度向上に向け、壱岐ゆず生産組合のフェイスブックページ立ち上げなどを提案しています。

黒木正剛理事（左）と吉田潔理事

商品開発では昨年発売した壱岐産ゆず胡椒活用の豆菓子「いき探訪 ゆず豆くん」が、島内の土産店需要だけで年間約3,000個を生産するまでの人気商品に成長。「カリッ！と美味しい。ピリッ！とうまい」味付けに仕上げましたが、消費者の中には「もっと辛さが欲しい」との要望が多くありました。本商品はゆず胡椒と一味唐辛子の量を増やし、辛党や酒飲みの肴としてニッチな層を取り込むために開発。3月30日に島内にて販売を開始しました。

また、黒木理事指導のもと、味噌ごま飴「いき探訪　そい・ぼんぼん」を開発。以前からJA壱岐市より、「壱岐の郷土調味料『壱州味噌』を活用した2次加工品を開発したい」との話があり、協働で開発することとなりました。「壱州味噌とゴマのハーモニー」をコンセプトに、味噌の風味にゴマの香りが漂う、昔懐かしい味に仕上げています。商品名やデザイン、キャッチコピーなどは壱岐子ども劇場のお母さんたちが担当。主婦目線の可愛いデザインを採用しています。

戸島義成理事（左）と福田忠昭理事

第6期は中国人を対象としたインバウンド事業や古民家再生などのお問い合わせを頂いていることから、着地型観光を軸に、調査・研究を行いたいと考えています。

●実施事業
平成29年度長崎県農商工連携ファンド事業
「壱岐産ゆずの新商品開発及び既存商品の改良」＝継続＝
（長崎県商工会連合会）
●連携体
農事組合法人壱岐ゆず生産組合・株式会社アットマーク
●実施期間
2017年11月～
●事業内容
壱岐産ゆず種子を活用した化粧水の販路開拓支援

“島のことは島がやる”
今後ともいき研をよろしくお願いいたします。

●第5回通常総会
1. 日時：2018年5月29日（火）
2. 場所：御膳屋菴離（福岡市博多区）
3. 出席者数：6名（表決委任者4名）